甘栗の皮を剥かずに食べられる便利さで、爆発的ヒットとなった「甘栗むいちゃいました」。
1998年11月に、カネボウフーズ(当時)が発売し、現在でも大人気の商品です。
当時、栗を使った洋菓子などは色々とありましたが、栗そのものを楽しむとなると「天津甘栗」が代表的なものでした。
しかし、天津甘栗は1袋に入っている量が1人で食べるには多く、皮を剥く手間や手が汚れるなど、なかなか手軽に食べられる商品ではありません。
そこで登場したのが、適量で皮が剥いてあり手軽に食べられる「甘栗むいちゃいました」。
「甘栗むいちゃいました」は、1998年11月にJR駅売店「KIOSK(キヨスク)」でテスト販売され、2000年2月には全国で販売を開始し、手軽に食べられる美味しさと、ユニークでわかりやすいネーミングで爆発的なヒットとなりました。
発売から20周年を迎えた、2018年には「甘栗むいちゃいました」の「ちゃいました」を活かしたユニークなネーミングを社員から公募し、人気のあった20種類の限定パッケージを発売。
「結婚しちゃいました」、「合格しちゃいました」、「好きになっちゃいました」、「尊敬しちゃいました」など、自分に当てはまるワードがあると誰かにあげたくなるようなユニークなパッケージで話題となりました。