先の先を読む頭脳パズルゲーム「チクタクバンバン」。
チクタクバンバンは、アメリカのIDEAL社から販売されていた「BLOCK THE CLOCK」を、1981年12月に野村トーイ(当時) が日本向けにアレンジをして発売されたゲームです。
タテ4マス、ヨコ4マスの枠に配置されている15枚の線路のプレートを動かして、進み続ける「めざましテレビ」のキャラクターに似ている目覚まし時計を、脱線しないように常に動き続けられるようにするゲームです。
この線路プレートの端には短い溝があり、ここを通過すると目覚まし時計のベルが鳴る仕組みとなっているので、2人で遊ぶ場合は、ベルが鳴り終わると次の人の番となり、脱線したら負けになります。
切り替えでスピードアップもできるので、頭脳と素早い判断力が要求される、ハラハラドキドキのゲームです。
その後、数字の並べ替えパズルゲームの要素を追加した「チャンピオンチクタクバンバン」や、目覚まし時計が電話機の形になった「きまぐれテレフォン」などカタチを変えて登場しました。
現在でも、人気のキャラクターを使用した「チクタクバンバン」のようなゲームも販売されているので、家族や友達と楽しんでみてはいかがでしょうか。