激しい運動をしても、綺麗な元のカタチに戻る「ハミルカット」。
1970年代に、世界で流行した女性のヘアスタイルです。
ハミルカットの名前の由来でもあり、流行するきっかけとなった人が、1976年に行われたインスブルックオリンピックで金メダリストとなったフィギアスケート選手のドロシー・ハミルさん。
ドロシー・ハミルさんが競技中、スピンなど回転しても髪が乱れず、競技後には元の美しいカタチに戻るように考えられたヘアスタイルが「ハミルカット」です。
その「ハミルカット」の考案者が、日本人のヘアスタイリスト須賀勇介さん。
須賀勇介さんは、ダイアナ・ロスなどの多くの著名人を担当し、日本でも黒柳徹子さんの「タマネギヘア」の産みの親としても知られる方です。
現在でも、70年代に流行したハミルカットに、遊び心を加えアレンジした、現代版ハミルカットが話題となるなど、再び注目を集めるヘアスタイルです。