ゲームが楽しめて、簡単なプログラムも組めるゲームパソコン「SC-3000」。
1983年7月15日に価格29,800円で、セガ・エンタープライゼス(当時)が発売したゲームパソコンです。
SC-3000は、家庭用のテレビに接続し、別売りの「BASICカートリッジ」を使用することで、BASIC言語によるプログラミングや、同時発売のゲーム機「SG-1000」同様にゲームも楽しめました。
SC-3000の専用ソフトは「世界史年表」や「楽しい算数」などの教育系のソフトや、自分の能力や用途に合わせてレベルアップできるBASIC系ソフト「BASIC Level 2」など、ゲーム以外のソフトも多く発売されました。
ソフトだけではなく、パソコンらしい周辺機器も充実していたSC-3000。
セーブやロードができる「カセットデータレコーダ」、4色カラープリンタ「カラープロッタプリンタ」、フロッピーディスクドライブを内蔵した「スーパーコントロール・ステーション」などが発売されました。
若い方は知らないかもしれませんが、昔はカセットテープでセーブやロードしてたんですよ……。(カセットテープもわかるのかな?)
その後、後継の上位機種として、ハードキータイプのキーボードに改良した「SC-3000H」を発売しました。