奇抜なCMで話題となり大ヒットした清涼飲料水「鉄骨飲料(てっこついんりょう)」。
1989年にサントリーフーズ株式会社から発売、販売開始から1年間で1億5,000万本以上を売り上げる大ヒット商品となりました。その後「鉄骨飴」という姉妹商品や、同じ語感を持つ商品「熱血飲料」も発売、1995年には特定保健用食品として標示許可を受けました。
大ヒットの要因のひとつに「鷲尾いさ子」さんと大勢の女性が演じる「鉄骨娘」が、バスタブで歌いながら踊るCMがあります。
「そーれそーれ鉄骨飲料」から始まり「いずれ血となる骨となる」で終わるCMに使用されていた曲は、フルコーラス化され「鉄骨娘」として販売、約14万枚を売り上げるヒットとなりました。
2010年には、容器をガラス瓶からペットボトルに変更した際に「弥生」さん演じる「鉄骨女神」という呼称を用いて約20年ぶりにCMも制作されました。