ドット絵の可愛らしいキャラクターをお世話をして育てるデジタル携帯ペット「たまごっち」。
大人から子供まで楽しんだ手のひらサイズのたまご型携帯ゲームです。
1996年11月23日にバンダイから価格1,980円で発売された「たまごっち」は、画面の中に登場するドット絵の「たまごっち」と呼ばれるキャラクターにエサをあげたり、掃除などのお世話をしたり、遊んだりしながらキャラクターを育てる携帯ゲーム。
頻繁に遊んであげると機嫌がいいのですが、エサをあげるのを忘れたり、掃除をしなかったりすると機嫌が悪くなり、画面に「ドクロマークが出現」→「さようなら……」と悲しいことになってしまうので、仕事中や授業中なども手放せなかった人も多かったと思います。
それらにもめげずに頑張って育てていくと「おやじっち」など様々なキャラクターに変身、変身したキャラクターによって一喜一憂したものです。
そんな「たまごっち」はテレビや口コミで評判が広まり、おもちゃ屋さんや量販店などに入荷する際には徹夜で人々がお店に並び、人気のカラーにはプレミア価格がついたりと人気が爆発。
1999年3月末までに全世界累計で4000万個を売り上げるほどの社会現象を起こしました。
その後、2004年3月20日に赤外線通信を搭載した「かえってきたたまごっちプラス」、2008年11月22日には、初めての液晶カラーを採用した「たまごっちプラスカラー」を発売。
そして、2018年には更に進化した「たまごっちみーつ」も発売。
たまごっちは今でも、登場した多くのキャラクターとともに子供たちに愛され続けています。