鉛筆や消しゴム、そして紙も使わずに、何度でもお絵描きや文字の練習が楽しめる「おえかきせんせい」。
「おえかきせんせい」は、1977年にタカラ(当時)から発売、シリーズ化され、40年以上も子供たちに愛され続けるロングセラー商品です。
小さな子供の成長に大切なお絵描きですが、慣れていないペンを使うと壁や床、手などを汚したりしないか親御さんは心配なものです。
この「おえかきせんせい」は、紙や筆記用具を必要とせず、磁石式のボードを専用ペンでなぞると、なぞった部分が黒い線となり、ボード上に文字や絵が描ける仕組みなので、安心して親子で楽しめます。
また、下部についているバーをスライドすることで、描いた絵や字が簡単に消せるので、何度でも描いて消してを繰り返すことができる経済的な玩具として大ヒット商品となりました。
「おえかきせんせい」シリーズは、「カラフルせんせい」や、赤色と黒色の線が描ける「2カラーせんせい」など、時代とともに進化していき、2017年には「アプリでうごく!おえかきせんせい」を発売しました。
「アプリでうごく!おえかきせんせい」は、ボードがマイクロカプセルシートになり、より細い線が描け、塗りつぶしもよりキレイにできるようになりました。
また、スマートフォンやタブレットのアプリを使うと、描いた絵にアプリ内で色を塗ったり、描いた絵が動きだしたりと、更に進化し遊びの幅を広げています。
1977年の発売から2017年3月までに、国内累計販売数2,120万個以上を達成した「おえかきせんせい」シリーズ。
現在でも、多くの子供たちに「お絵描きの楽しさ」を伝え続けています。