1972年に放送され、大人気となった「日産スカイライン」のCM「ケンとメリーのスカイライン」。
CMのキャッチフレーズである「ケンとメリーのスカイライン」から、4代目スカイラインの愛称も「ケンメリ」と呼ばれるほど大人気のCMでした。
CMの主役はケンとメリーを演じる2人の若いカップル。
初代「陣内たけし(じんないたけし)さん、ダイアン・クレイさん」、二代目「前田俊彦(まえだとしひこ)さん、テリー・ミラーさん」が演じるケンとメリーがスカイラインに乗って旅をするCMが話題となりました。
特に、CM15作目となる「地図のない旅」編の撮影で使われた、北海道上川郡美瑛町にある1本の大きなポプラの木は「ケンとメリーの木」と呼ばれ観光スポットにもなっています。
そして、CMソングに起用された男性フォークデュオ「BUZZ(バス)」が歌う「ケンとメリー〜愛と風のように〜」も、このCMの魅力のひとつ。
この「ケンとメリー〜愛と風のように〜」はオリコンチャートで19位となり33万枚以上を売り上げるヒットとなりました。
CM終了以後も、この曲はアニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」の挿入歌や、福山雅治さんや、山崎まさよしさんによってカバーされています。