いっぱい遊んであげるとご機嫌になり、ほっておくと不機嫌になる「ココロ回路」を搭載した犬型ロボットペット「プーチ(POO-CHI)」。
ソニーの「AIBO」や、トミー(当時)の「ファービー」などの家庭向けロボットが人気となっていた当時、セガトイズは「気持ちでコミュニケーションする新感覚ロボットペット」として、2000年4月1日に価格2,980円で「プーチ」を発売しました。
このプーチは、頭や鼻をなでたり、声をかけたりすると「ワンッ」と元気よく吠えたり、歌をうたったり、耳や口、手やしっぽを動かしたりと様々な反応をみせてくれます。
音声認識機能を搭載しており、遊ぶ人の声を聞き分けて「お手」や「お座り」といった命令に反応することも出来ました。
そして、プーチの特徴は何といっても「ココロ回路」。
ココロ回路とは、30分周期のバイオリズム形式で、購入初期時には「ご機嫌15分」「不機嫌15分」という周期ですが、あまり遊んであげないと「ご機嫌5分」「不機嫌25分」といったようにバイオリズムが変化するので、機嫌のよい状態を維持するのはなかなか大変。
また、機嫌によって目のランプが「ハート」や「怒り目」など6段階に変化するので、外見からも今の機嫌が何となくわかる仕組みになっていました。
プーチは世界で1,200万台を超える大ヒット商品となり、2014年7月31日には進化形である「ハートエナジープーチ」を発売。
「ハートエナジープーチ」は「日本おもちゃ大賞2014 コミュニケーション・トイ部門 優秀賞」を受賞。
ニンテンドー3DSと連動してコミュニケーションができるなど、進化したプーチを楽しむ事ができます。