特別潜入捜査班「Gメン」に所属する刑事が、様々な事件を解決していくハードボイルド刑事ドラマ「Gメン'75(じーめんななじゅうご)」。
Gメン'75は、1975年5月24日からTBS系列で毎週土曜日21時から放送された、国内犯罪から国際犯罪まで様々な事件を解決していく伝説の刑事ドラマです。
初期のメンバーは、Gメン指揮官の黒木哲也警視(丹波哲郎さん)、関屋一郎警部補(原田大二郎さん)、草野泰明刑事(倉田保昭さん)、津坂真一刑事(岡本富士太さん)、響圭子刑事(藤田美保子さん)、山田八兵衛刑事(藤木悠さん)、小田切憲警視(夏木陽介さん)の7人。
その7人が、滑走路に横一列で並び、陽炎が立ち込める中、ただただ歩くオープニングが特に印象的で、芥川隆行さんによる「ハードボイルド Gメン'75 熱い心を強い意志で包んだ人間たち」という熱いナレーションと、バックに流れる「Gメン'75のテーマ」が、これから始まるドラマの全てを表すような素晴らしいオープニングでした。
また、しまざき由理さんが唄うエンディングテーマ「面影」も、オリコンチャート最高位6位とヒットしました。
そして、メンバー以外にも印象的な敵がいました。
Gメン'75の香港空手シリーズで、Gメンの宿敵として登場した、香港のボディビルダーで俳優のヤン・スエさん。
役名を憶えていないのですが、子供の頃は筋肉が凄かったのでムキムキマンと呼んでたような…。
とにかくこの人が登場すると恐かった思い出があります。
メンバーを変更しながら7年間に渡って放送され、最高視聴率32.2%を記録した伝説の刑事ドラマ「Gメン'75」は、1982年4月3日に放送を終了しますが、1982年「Gメン'82」、1993年に単発番組「Gメン'93春 第一級殺人の女」、2000年と2001年にも「Gメン'75スペシャル」が放送されるなど、長い間愛され続けている刑事ドラマです。