1960年代に日本で大ヒットした、芋虫のようなユニークな動きをするバネ「スリンキー(トムボーイ)」。
「スリンキー」は、鉄をバネ状に加工した玩具で、アメリカで1945年に開発され、1946年の「ニュー・トイ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた人気商品。
日本では三光発条株式会社(当時)が「トムボーイ」という名前で発売し大ヒット、その他にも「マジックスプリング」など様々な名前で別メーカーからも発売されました。
当時の「スリンキー(トムボーイ)」が大活躍する代表的な場所といえば階段。
階段などの段差を利用してトムボーイの端を落とすと、一段ごとにバネが伸縮して「シャンシャン」という金属音とともに階段を上手に下りてくるユニークな動きをみて楽しんでいた方が多かったと思います。
その他にも、ヨーヨーやジャグリングのように上手に操ったりと様々な遊びが楽しめました。
そんな「スリンキー(トムボーイ)」は、現在でも進化を続けています。
プラスチックをバネ状に加工した商品や、バネの色が虹色の「レインボースプリング」、暗闇で光るタイプ、バネの形が星形やハート形など様々な商品が発売されています。
販売している100円ショップもあるようなので、まだ遊んでない方はバネのユニークな動きを楽しんでみてはいかがでしょうか。